水中ウォーキングのダイエット効果・消費カロリー

水中ウォーキングがダイエットに効果的な理由は、有酸素運動であることが挙げられます。有酸素運動とは、息切れがしない程度の負荷をかける運動で、逆に負荷の強い運動は「無酸素運動」と言われ、ダイエット効果が期待できなくなります。水中ウォーキングは、陸上でのウォーキングと違い水の抵抗があるため、消費カロリーが大きくなります。また体への負担も軽いため、リハビリ中の方や中高年の方でも無理なく実行できるダイエットエクササイズでしょう。ちなみに水中ウォーキングのダイエット効果を実感するためには、最低30分程度は続ける必要があります。有酸素運動によって余分なカロリーが消費され始めるのは、負荷にもよりますが、おおよそ30分後と言われているからです。つまり、水中ウォーキングでダイエット効果を実感するのなら、30分〜1時間程度を目安に続ける必要があります。最後に水中ウォーキングの消費カロリーについてですが、陸上でのウォーキングは、普通の速度での歩行の場合、90分で300キロカロリーの消費といわれています。(体重が60キロの場合)水中ウォーキングは陸上よりも抵抗があるので、消費カロリーは高くなると思いますが、負荷にもよるので、正確な消費カロリーは紹介することはできません。一つの目安として参考にしてください。

水中ウォーキング・その他の効果

水中ウォーキングはダイエット効果以外にも、あらゆる効果が期待できます。まず水中ウォーキングは、リハビリのエクササイズとして採用されているところから、怪我や故障を起こすことが少ない運動と言われています。妊婦や幼児、高齢者の方でも比較的に安全に行うことができます。腰痛やリウマチなどで陸上での運動が出来ない方などは、水中ウォーキングを実践されています。また水に入ることで、自律神経が強化されるのでストレスに強くなるといわれています。またダイエットも健康もそうですが、継続することで初めて効果や減量が実感できます。その点、水中ウォーキングは天候などの影響がないので、1年中継続してエクササイズを行うことができます。また室内の気温も一定ですので体に負担をかけることなく、高齢者の方でも続けることができるでしょう。最後に、水中ウォーキングは腰痛やリウマチの方でも負担なくできるエクササイズですが、水中ウォーキング中に水圧であおられて、腰に負荷がかかる場合があります。ですので、腰痛の方は「後ろ向き」での歩き方をおすすめします。

水中ウォーキングの歩き方メニュー

水中ウォーキングの歩き方を変えることで、水圧の特質を利用してあらゆる効果を得ることができます。では、水中ウォーキングの歩き方の例を紹介しましょう。まずは「後ろ向き歩行」です。これによって普段使わない、「体の裏側の筋肉」を鍛えることができます。ご存知の通り、体の基礎代謝を上げるためには体の筋力を強化することです。なぜなら筋肉が最もカロリー消費が高いからです。また後ろ向き歩きは、腰痛の方に安全な水中ウォーキングといえるでしょう。次に「フロントランジ歩行」という、一歩一歩、幅のある大きな踏み出しをする歩き方です。水中ウォーキングでは比較的、負荷をかけずに行え、大腰筋を強化することができます。次は「キック・ウォーク」です。これは一歩ずつ前に足を蹴り出して歩行する方法です。足の筋肉の強化が期待できます。最後に「ジャンプ・ウォーク」です。これはその名の通り、水中で跳ねながらウォーキングをします。足腰の筋力をつけ下半身ダイエットが実現します。以上の様に水中の負荷をうまく利用して、体の各筋力をつけることで更なるダイエット効果が期待できます。体の基礎代謝を上げる方法は、体温を上げるか、または筋力をつけるかのいずれかなのです。何も運動しないのに痩せている方は、いずれかに当てはまる傾向があります。豆知識まで。

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